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不妊治療の失敗談

時間・お金だけでなく体力や気力も必要とする不妊治療には、トラブルや困難がつきもの。このページでは、体調・夫婦間の気持ち・スケジュールなどにまつわる、不妊治療の失敗やリスクの事例をご紹介します。

投薬による副作用に苦しむケースも

不妊治療中には、ホルモン値のバランスや排卵の状況などによっては排卵誘発剤などの投薬治療を行うことがあります。内服薬のクロフェミン(クロミッド)などは副作用が少ない特徴があり、比較的軽症の排卵障害のケースに処方されることが多い薬です。

しかしクロフェミンなどが無効の重度の排卵障害を抱える患者には、hMG製剤やFSH製剤などの注射剤を用いたより強力な卵胞刺激を行うことがあり、その際には副作用が出てしまうことも。

主なリスクとしては、「OHSS」と呼ばれる卵巣過剰刺激症候群があります。このOHSSは排卵誘発剤の刺激により、卵巣が腫れたり腹水・胸水が溜まってしまうことがあり、重度の場合は入院・手術が必要な場合もあります。

卵巣刺激時のエストロゲン値が高い場合や、年齢が若い方・多嚢胞性卵巣の方に起こりやすい傾向があるので、医師がしっかりと投薬の量や薬の種類を見極める必要があります。

夫婦間の温度差で不妊治療が難航

不妊治療は決して一人でできるものではありません。カップルが協力しあってこそ、妊娠という一つのゴールに向かって進んでいけるのです。しかし中には治療に対する気持ちの温度差が夫婦間にあり、いつしか治療そのものや相手に対してストレスを抱えてしまう人も多いようです。

よくあるのは、男性側の「そもそも不妊治療に対する理解がない」・「タイミングに合わせた性行為が苦痛」や、女性側の「生理が来るたびに落ち込む」・「年齢に対する焦り」などといった問題。また長い治療期間中にはお金や時間を犠牲にすることも多く、男女ともに心に余裕がなくなっていくこともあり、中には離婚をしてしまうというケースも!

そのような事態にならないよう、「不妊治療にばかり集中しすぎない」「自分や相手を責めない」「定期的に夫婦で気分転換をする」「時には治療の休憩・ステップダウンも視野に入れる」などをして、夫婦一緒に歩んでいけるよう考えてみてくださいね。

妊娠初期、胎児の心拍が確認できず流産

妊娠は、「受精卵が着床をしたらゴール」では決してありません。妊娠判定薬で陽性が出たからといって必ずしも出産まで行きつけるとは限らず、妊娠が継続されず悲しい結果になってしまうこともよくあります。特に35歳をすぎた高齢になると、流産率は急激に上がり約20%、40歳以上ともなると40%以上というデータがあります(※)。

初期に起こる流産のほとんどは赤ちゃん側の染色体異常によるもので、予防や治療ができない自然淘汰として仕方がないことです。出血とともに胎嚢が自然に体外に出てきた場合は問題ありませんが、週数によっては入院・手術が必要となります。

多くの不妊治療クリニックでは流産の診断は行っても流産手術のできる環境が整っていないことが多く、悲しみとストレスを抱えた状態で別の病院を探さなくてはならない方も多くいます。そんな時には、不妊治療だけでなく深夜の緊急時の対応や手術も可能なクリニックであると嬉しいですね。

※参照元:ARTデータブック「治療周期数、妊娠率・生産率、流産率、妊娠率(移植胚数・ステージ別)、多胎率(移植胚数・ステージ別)2007-2009(2010公開)」(日本産科婦人科学会)(https://plaza.umin.ac.jp/~jsog-art/20121017data3.pdf)

仕事との両立ができず仕事or治療を断念

不妊治療のジレンマの一つとして挙げられる「仕事との両立」は、働く女性が増えた近年悩んでいる方も多いのが現状。実際に、治療や検査で男性側が通院する回数はとても少なく、月経の周期に合わせた検査や投薬が必要な女性は通院の負担がとても大きくなります。場合によっては連日の診察が必要となるので、スケジュールの予測ができないことも多々あります。

また不妊検査や治療を行なうカップルが増えつつある今では、人気のクリニックは混み合っていることが多く、予約をした時間から2時間以上待つこともザラ。そのため、キャリアを諦めたり時短で働くことを選ぶ女性や、治療そのものを断念してしまう女性も多いのです。

これまでのライフスタイルを急激に変えることなく不妊治療と仕事の両立をしたい方は、「自宅・職場の近く、もしくは通勤途中でアクセスが良い」・「土日の診療を行っている」・「夕方・夜間の診療を行っている」「待ち時間が比較的短い」などといった点に注目をして、クリニック選びをすることをおすすめします。

不妊治療費が原因で夫婦仲が悪化

不妊治療が長引いてしまうと、治療費も高額になってしまいがちです。
タイミング法などの検査は1回2,000円〜10,000円程度となっており、さらに健康保険も適用となるため費用負担はそれほど重いものではありませんが、しばらくタイミング法を続けて妊娠しない場合にはより高度な治療に移行することになります。

例えば人工授精を行う場合には、病院によって費用は異なるものの1回10,000円〜50,000円の費用がかかり、全額自己負担となります。さらに人工授精で妊娠しないとなると、より高度な体外受精などの治療を受けることになります。体外受精の費用も病院によって異なりますが、標準的な費用は1回100万円程度とされていますので、体外受精を受けるためには大きな決断が必要といえるでしょう。このように、不妊治療が長引いてしまった場合には決して安くはない費用がかかることになりますので、中には家計を圧迫してしまうというケースもあります。

中には少しでも妊娠の確率を上げようとするあまり、占いなどのスピリチュアルな分野に傾倒する人もいます。そうした出費に夫が疑問を抱き、夫婦仲がギクシャクするといったリスクもあるのです。

もちろん子どもが欲しいと強く思うからこそ不妊治療を受けるわけですから、治療が長引いてしまうと割り切るのは難しいところがありますが、場合によっては家計の破綻に繋がってしまうことがあります。そのため、不妊治療を始める前には「期間」と「予算」についてしっかりと夫婦で話し合い、どこで区切りをつけるのかを決めておくことが大切なポイントであるといえます。

高度不妊治療も対応している目黒区の不妊治療医院3院

24時間サポート体制

晴晃会
育良クリニック
育良クリニック
育良クリニックHP(https://www.ikuryo.or.jp/)
対応
診療
検査(男女)
一般不妊治療
高度不妊治療
漢方治療
完全
予約制
日曜
診療
検査 10,000円~

ブライダルチェックも対応

峯レディースクリニック
峯レディース<br>クリニック
峯レディースクリニックHP(https://www.mine-lc.jp/first.html)
対応
診療
検査(男女)
一般不妊治療
高度不妊治療
完全
予約制

(土曜日は
予約不可)
日曜
診療

(指定患者
のみ受付)
検査 40,000円~

月2回の妊活勉強会

とくおかレディースクリニック
とくおかレディースクリニック
とくおかレディースクリニックHP(http://www.tokuoka-ladies.com/index.html)
対応
診療
検査(男女)
一般不妊治療
高度不妊治療
漢方治療
完全
予約制
×
日曜
診療

(体外受精
診療のみ)
検査 21,000円~

※35歳以上の本気で妊娠したい方のために、一般不妊治療から高度不妊治療まで幅広く対応できる目黒区の不妊治療クリニックを紹介しています。万が一治療のステップアップを考えたとき、転院すると検査はやり直しになってしまうことも鑑みて、このサイトでは高度不妊治療まで対応できる医院を選定しています。
※特定不妊治療に係る指定医療機関:厚生労働省から高度不妊治療に必要な設備と必要な経験値が認められた医院。高度不妊治療は自由診療ですが、条件さえあえば助成金を申請することができます。ただし、年齢制限・年収制限・申請期間の制限など細かい条件がありますので、不明な点はお住まいの区にお問合せください。
※検査費用は受けたい治療法によっても前後する可能性があります。検査費用の詳細は、クリニックにご確認ください。